東北大学大学院環境科学研究科

東北大学大学院環境科学研究科

カリキュラム 授業要旨

後期3年 先端環境創成学専攻 文化環境学コース

凡例| 1:1学期,2:2学期,J:日本語開講,E:英語開講,U:使用言語未定,セル背景:必修,非:非常勤講師

学際基盤科目 4単位以上履修すること

授業科目

学期
言語

単位 担当教員 授業要旨

地域環境学特論

1J 2

東北アジア地域社会論講座教員

東北アジア地域文化論講座教員

環境問題は全球的・広域的・局所的スケールで問題化されるが,その解決にあたっては,国際機関・国家・民間セクターによる 法規・政策・対応アプローチだけでなく,広域・国家・地域社会といった個別の社会・文化システムを分析・理解することが必要となってくる。 本授業では,このような問題意識に基づき,地域研究の観点からアプローチする環境研究の最新成果と方法について講義する。 文化と社会に関わる学際的な地域研究の基本的知識に基づき環境及び環境問題を捉える視座を涵養することを目指す。 [本授業は3年に一度開講

都市環境学特論

2J 2
佐野

近年急速に顕在化してきた都市におけるヒートアイランド(都市温暖化),水・物質循環を含めたアーバンメタボリズムについて, その形成要因,実態,および未来予測などについて講義する。 このような都市スケールの現象の数値シミュレーション技術についても,モデリングや数値解析法も含め詳述し, 都市大気における熱と流れの循環のメカニズムなどを講述する。

国際環境地理学特論

1 2 中谷

本授業では,地理学の主要な方法論として地域調査および地図制作を取り上げ,地域の特徴を観察し表現する技法についての講義および実習をおこなう。 基礎的な観察方法として,ローカルな地域を実際に,または仮想的に歩いて,さまざまな景観要素を対象に一次データを作成するとともに,それを用いた各種の主題図を作成する。 フィールドワークを通じた地理情報の収集とデータ処理,地図・情報デザインによる効果的な視覚表現についての技術を習得してもらうことが目標となる。

環境文明論 II

1J 2 非常勤講師

モンゴル高原の牧畜を題材として,環境と文明の相互作用について解説する。具体的なトピックとしては1)モンゴル高原の環境, 2)モンゴル高原の牧畜という生業,3)牧畜を規定する社会文化的要素,4)モンゴル高原における牧畜の多様性,を取り上げる。

特別講義 II 随時

要旨
参照

-

環境科学に関連する学会やシンポジウム,または講演会における講義(または講演)を履修することにより, 研究科の教育を補完し,環境科学の最新の知識を学び,考え方を深めることを目的とする。 延べ11時間相当分の出席をもって1単位とする。申請により,2単位までを修了要件単位として認める。

特別研修 II 随時

要旨
参照

-

博士研修の内容には関連しないが,先端性,国際性,あるいは社会性の育成につながる内外の研究機関等 における研究やプロジェクトへの参加,または国際会議(国内開催の会議は除く)での発表など。 1回につき1単位を認め,申請により,2単位までを修了要件単位として認める。

博士インターンシップ研修 随時

1
or
2

全教員

1週間~1か月程度,企業等で就業体験を行う。

専門科目

授業科目

学期
言語

単位 担当教員 授業要旨
文化環境学博士セミナー 通年 4

文化環境学コース
全教員

文化環境学コースの博士論文研究に関する研究の紹介,それに基づいた討論及び関連する最新の国内外の研究論文の紹介及び演習を行う。

文化環境学博士研修 通年 8

文化環境学コース
全教員

文化環境学コースの各分野に所属して,研究,研究発表,討論,文献紹介,実験及び演習を行う。

関連科目

授業科目 -
他研究科開講科目

本研究科委員会において関連科目として認めたもの。
Lecture Accepted by the Committee of Graduate School of Environmental Sciences.

お問い合わせ先

国立大学法人東北大学
大学院環境科学研究科総務係
〒980-8572 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
022-752-2235