東北大学大学院環境科学研究科

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アクティビティ(2024年度)

2024/09/17 環境配慮型の新しい旅の形「GREEN JOURNEY」を発表

 

2024年8月20日(火)、JST COI-NEXT共創の場形成支援プログラム、地域共創分野「美食地政学に基づくグリーンジョブマーケットの醸成共創拠点」の参画機関である日産自動車株式会社と株式会社日本旅行が発起人となり、北海道旅客鉄道株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、東海旅客鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、四国旅客鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社、日本貨物鉄道株式会社、株式会社地球の歩き方、株式会社おてつたび、株式会社TBWA HAKUHODO、Earth hacks株式会社、特定非営利活動法人日本ジオパークネットワークの全14社は、観光庁及び環境省(デコ活応援隊)、東北大学との連携のもとで、GREEN JOURNEY推進委員会を発足し、東京ミッドタウンにおいて、GREEN JOURNEY発表会を開催しました。

東北大学からは、拠点運営機構の設置責任者である遠山毅 産学連携担当理事と副プロジェクトリーダーの三橋正枝 環境科学研究科環境研究推進センター 特任助教が登壇しました。遠山理事よりご挨拶と東北大学における取り組みの紹介、三橋特任助教より「美食地政学に基づくグリーンジョブマーケットの醸成共創拠点」を立ち上げた背景、プロジェクトの目的を紹介しました。

「GREEN JOURNEY」は、「旅」を起点としたSDGs意識の向上と⾏動変容を促すことを目的に、旅⾏体験を通じて、サステナビリティへの理解を深め、旅⾏をきっかけに、脱炭素への意識・⾏動を根付かせることを目指します。第一弾は、三重県志摩市と熊本県阿蘇市を舞台としてスタートしました。三重県志摩市の宿泊・体験コンテンツでは、美食地政学の概念を組み込んだ「美食地政学」ツアーで構成されています。

会場には試食のコーナーが設けられ、三重県志摩市から、低利用魚を使った料理が提供されました。提供された料理は美食地政学の概念に基づき、参画機関である有限会社伊勢志摩冷凍が開発を行いました。

今後、2030年を目処に、全国各地へ展開し、並行して参画機関の皆様と、持続可能な社会変革に向け、東北大学で提唱した「美食地政学」という新たな概念を軸に、気候変動に適応した食のサプライチェーンの実現と、関連するグリーンジョブマーケットを共に創りあげていく予定です。

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東北大学大学院環境科学研究科
環境研究推進センター 地域共創ビジョン推進室
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