東北大学大学院環境科学研究科

東北大学大学院環境科学研究科

アクティビティ(2022年度)

2022/12/27 バンドン工科大学にて東北大学環境科学セミナー "Tohoku University Environmental Studies Seminar 2022" 及び部局間交流協定更新を実施

部局間学術交流・学生交流合意覚書締結

ITBでのセミナー

ITBと当研究科からの出席者

川田研究科長とIESLP修了生たち

12月13、14日、インドネシアのバンドン工科大学(ITB)において東北大学環境科学セミナー(Tohoku University Environmental Studies Seminar 2022) 及び部局間合意覚書締結式を開催しました。
12月13日午前には東北大学オフィスを訪問し、日本語教育などに継続的に利用されていることを確認しました。 同日午後に行われた東北大学環境科学セミナーでは、環境科学研究科長の川田達也教授とITB土木環境工学部長の Edwan Kardena 准教授による開会挨拶に続き、 国際交流室長の成田史生教授による研究科の紹介、International Environmental Security Leadership Program(IESLP)-WG長の上高原理暢教授によるIESLPについての説明ののち、 福島康裕教授、飯塚淳准教授、椋平祐輔助教の3名が当研究科で実施している研究を紹介しました。 バンドン工科大学からは Agus Jatnika Effendi 教授、Mohammad Rachmat Sule 博士、 Andri Dian Nugraha 教授による研究紹介が行われ、 活発な質疑応答が展開されました。 セミナー後には東北大学大学院環境科学研究科とITB土木環境工学部の部局間学術交流・学生交流合意覚書締結式が行われ、今後の具体的な交流計画が話し合われました。
12月14日には、ITBの研究室見学が行われ、その後、ITBの学生に対し、本研究科の Riyan Achmad Budiman 助教、Vani Novita Alviani 助教がIESLPを紹介しました。 また、福島教授、飯塚准教授が化学工学科、川田教授と成田教授、上高原教授が機械・航空宇宙工学科を訪問し意見交換を実施しました。 化学工学、機械・航空宇宙工学は現在の部局間協定書締結先には含まれておりませんが、ITBとの大学間覚書の枠組みの元で交流を展開することは可能であり、 また、IESLPへの応募も期待できることを確認しました。
これまでの土木、環境工学を中心とした交流を核として、さらに包括的で多層的な交流へと進化させていく展望が開けた訪問となりました。 今後、国際共同研究の創出と加速、学術交流の促進が期待されます。