東北大学大学院環境科学研究科

東北大学大学院環境科学研究科

先進社会環境学専攻

硬質材料環境調和設計学講座

担当教員

川田 達也 教授(兼)

上髙原 理暢 教授(兼)

岡本 敦 教授(兼)

渡邉 則昭 教授(兼)

寺坂 宗太 助教

研究テーマ

  1. 超硬合金等の組織形成のモンテカルロシミュレーション
  2. 超硬合金等の強度と破壊のシミュレーション
  3. 超硬合金等のプロセスのシミュレーション
  4. 超硬合金等の計算状態図

研究内容

切削工具,耐摩耗工具に用いられる炭化タングステン-コバルト超硬合金などの質材料において環境資源問題と材料特性等を調和させること(環境調和設計)を目的とした研究開発を, 我が国の硬質材料関係会社(10 社)との共同で進める。 新規硬質材料の基礎研究超微粒超硬合金開発,超硬合金製造時の諸問題解決など),シミュレーション,計算状態図,材料設計,データを整理し,ベース等を構築する。 硬質材料における資源問題の解決策の基礎研究を行い,希少金属(タングステン,コバルト等)の低減・代替技術,リサイクル技術の基本方針を明らかにする。 そして,硬質材料環境調和設計学の人材を育成し,硬質材料における資源問題を解決するための基礎が構築され,我が国の硬質材料技術が世界をリードすることを目指す。 本講座を希望する学生に対しては,コーディネーター担当である特任教授が研究テーと関連性を考えて指導教員との調整を行う。 また硬質材料関係会社からの強い協力関係が得られる形での研究テーマの設定を行い,メカニズム解明などの基礎研究の成果が,実用的な観点からのような意味をもつかを明らかにする。

研究キーワード

硬質材料,コンピューターシミューション、計算状態図

研究室ホームページ

https://web.tohoku.ac.jp/hard-materials/

連絡先

022-795-7407
hideaki.matsubara.a6tohoku.ac.jp