東北大学大学院環境科学研究科

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アクティビティ(2023年度)

2023/06/19 エルサルバドルのSATREPSセミナーにて土屋客員教授が講演

当研究科とエルサルバドル大学(UES)、同国国営地熱開発会社 LaGeo は、「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」の枠組みで 「熱発光地熱探査法による地熱探査と地熱貯留層の統合評価システム」を研究課題とした共同研究を2018年より行ってきました。

この共同研究の一環として6月8日と10日、当研究科はUES、LaGeo社とともに、サンサルバドル市内のホテルシェラトンプレジデンテにて地熱エネルギーに関するセミナーを開催し、2日間で合計238名が参加しました。

セミナーでは当研究科土屋範芳客員教授が大学、電力会社など企業関係者向けに“Energy Transition: Promising Geothermal Energy and Its Significance(エネルギーの変遷:有望な地熱エネルギーとその重要性)”と題した講演を、 大学生向けには“Geological Background of Geothermal Energy in El Salvador(エルサルバドルの地熱エネルギーの地質学的背景)”と題した2つの講演を行いました。

土屋客員教授の講演後、UESより、土屋客員教授と山岸裕幸助手に「SATREPSプロジェクトの共同研究を通じてエルサルバドルにおける地熱探査技術発展への貢献」があったとして感謝の盾が授与されました。