在学生の声

プロフィール

松井 鐘慶

環境科学研究科を選んだ理由は?

 希望する研究内容のマッチングと、在学生の多様性に魅力を感じたことです。学部時代に学んだ生命科学を、工学的なプロセスに応用し、環境・エネルギー問題の解決に寄与する技術を学びたいと考えていました。他の大学とも比較した上で、その想いと最も合致した研究室が東北大学にあったため、長年住み慣れた地元を飛び出し東北に来ました。意外にも東北圏外出身の学生が多く、すぐに馴染むことが出来ました。また、国籍や文・理の枠を超え、様々なバックグラウンドを持つ学生と交流できる機会が多いことにも惹かれました。特に私の研究室には留学生が多く、日本とは異なる文化や価値観の違いに触れ、日々刺激を受けながら生活しています。

現在どんな研究をしていますか?

 嫌気性微生物の代謝作用により、生ごみや下水汚泥、家畜糞尿等のバイオマスをエネルギーへ変換し、再利用する技術として注目される、メタン発酵についての研究を行っています。現在日本は家庭や外食産業にて発生する生ごみの90%を焼却処分しており、温室効果ガス削減の観点からその再利用が求められています。私の研究では、生ごみが発生した「その場」でメタン発酵を行い、エネルギーとして再利用する分散型プロセスの構築に着目し、低コストで小規模な装置の開発を目指しています。 私の研究室では「排水の生物学的処理」を主軸に、エネルギー回収や脱窒処理、処理場の水質調査や新規微生物の単離・機能解明等、様々なテーマを扱っています。 松井 鐘慶

将来の夢や目標を教えてください。

 今後も必要とされる新たなエネルギー技術の分野において、世界で活躍するエンジニアになることです。この想いに至った理由は環境科学研究科で学んだことが大きく影響しています。それは、環境問題は地球規模であり、世界全体における取り組みが必要であるということです。そのため、多国籍なコミュニケーションの中で培った、多様性を受け入れる姿勢を活かし、世界中で活動したいと思っています。 また研究において、「どうすれば上手くいくか?」を常に考え、自分で手を加えて実験装置を作り上げていく過程で、ものづくりの楽しさを実感しました。そのエンジニアリングの思考力をさらに養い、人類の持続的発展に貢献できる人になりたいと考えています。

今後、環境科学研究科を目指す方にメッセージをお願いします。

環境科学研究科は専門分野や国籍、文・理を問わず、様々な人々と議論をする機会が多く設けられていることが魅力です。学生の間に、日本にいながら、また研究活動を行いながらにして、国際的視野が身につくということは、なかなか経験できないと思います。また私自身、東北圏外の他大学からの入学でしたが、それによる弊害は全く無く、充実した研究生活を送ることができています。むしろ仙台の住みやすさに感動し、永住したいと思うくらい東北が好きになりました。興味を持たれた方は、是非積極的に研究室を訪問してみてください。お待ちしています。

※取材日:2015年11月13日

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