東北大学大学院環境科学研究科

東北大学大学院環境科学研究科

研究・教育体制

環境科学研究科は、「先進社会環境学専攻」「先端環境創成学専攻」の2専攻で構成されており、先端環境創成学専攻には、 教育上のコースとして、「材料環境学コース」「応用環境化学コース」「文化環境学コース」3つのコースが設置されています。

先進社会環境学専攻
-豊かな知識と優れた実務能力で組織や社会を導くジェネラリスト-

人類社会の存続を危うくする環境問題に対して揺るぎない環境思想を基盤としたソリューション創出を行える人材(凸型人材)を育成することを教育の目標とします。 環境に関わる文明や思想に強い関心を有し,社会諸科学と政策の実際をよく理解し,多様な科学技術に関する厚みのある基礎知識を習得しようとする人, これらを総合してイノベーティブなソリューション創出に挑戦する人,グローバルな視点から社会の進むべき方向を提示するディレクション力を涵養したい人を求めています。

修士課程 カリキュラム・授業要旨
博士課程 カリキュラム・授業要旨

先進社会環境学専攻の分野

注意事項

※印の分野を志望される方は、事前に環境科学研究科教務係へお問い合わせ下さい。
入試群については「6つの入試群」をご参照願います。
各研究室は「基幹講座」、「協力講座」、「連携講座」、「寄附講座」のいずれかに所属していますが、入学後は講座の種類によらず本研究科の目標に沿った教育・研究がなされます。

先端環境創成学専攻
-先端的環境科学の研究で世界を牽引するスペシャリスト-

人類社会の存続を危うくする環境問題に対して鳥瞰的かつ国際的な視座を有し,先端的環境技術による対策を行える人材 (国際的T型人材)を育成することを教育の目標とします。 地球システム・エネルギー学,環境化学・生態学,物質・材料循環学など環境に密接に関わる専門分野の知識を習得し,これを深く探求したい人, 専門を切り開きつつその外に環境科学の視野を広げることに意欲のある人,アジアの国々からの留学生と共に学び,国際性を身につけたい人,深い専門性,幅広い知識,国際性を総合し, 先端的環境研究を世界で先導したい人を求めています。 先端環境創成学専攻には, 教育上のコースとして「材料環境学コース」「応用環境化学コース」「文化環境学コース」の3つのコースが設置されます。

材料環境学コースの特徴と分野

人類社会の持続可能性にとって極めて重要な資源・素材・材料とエネルギーに関する技術的課題について教育・研究を行います。 具体的には,地球環境保全に資する原料処理,素材・材料プロセッシング,リサイクル技術, 省エネルギーと環境負荷低減を達成可能な新規材料の創生およびその特性評価技術等に関する高度な専門知識を獲得するとともに,関連する人文社会科学的な基礎事項についても理解を深めます。

修士課程 カリキュラム・授業要旨
博士課程 カリキュラム・授業要旨

応用環境化学コースの特徴と分野

環境から採取した原料を産業に供給し,社会に有用な製品を製造する各種産業の中でも,資源・エネルギーの集約性が高い化学製品および各種材料の製造過程の環境負荷低減を目指すとともに, 環境を劣化させない新規プロセスの開拓を可能にする先端的知識を獲得します。 加えて,環境負荷評価や経済評価などの事項についても理解を深めます。

修士課程 カリキュラム・授業要旨
博士課程 カリキュラム・授業要旨

文化環境学コースの特徴と分野

人類社会の持続可能性には上記の2つのコースで対象とする技術的課題とともに,社会システムに関係する文化的課題の解決が必要です。 具体的には社会史,社会人類学,環境法,環境政策,環境経済学,技術マネジメントといった社会に直結する研究分野において, 専門性を深めるための教育・研究が行われるとともに,理系の知識についても習得します。

修士課程 カリキュラム・授業要旨
博士課程 カリキュラム・授業要旨

注意事項

※印の分野を志望される方は、事前に環境科学研究科教務係へお問い合わせ下さい。
入試群については「6つの入試群」をご参照願います。
各研究室は「基幹講座」、「協力講座」、「連携講座」、「寄附講座」のいずれかに所属していますが、入学後は講座の種類によらず本研究科の目標に沿った教育・研究がなされます。

お問い合わせ先

国立大学法人東北大学 大学院環境科学研究科 教務係
〒980-8572 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
022-752-2235