下記の通り、ノルウェー大使館科学技術参事官およびStatoil 社（ノルウェー） が来日、講演を行います。 環境リーダープログラム生の皆さんは、研究科授業に差支えない範囲での参加をお願いします。

【特別講義】

「ノルウェーの環境政策」（仮題）　英語講演
ノルウェー王国大使館・科学技術参事官　ペール・C・ルンド
「洋上風力発電研究開発の現状」（仮題）　英語講演　Statoil社

日　時

2011年6月9日（木）13：05-14：15

場　所

エコラボ　大会議室

概　要

ノルウェーは、CO2などの温室効果ガス排出を2030年までにゼロにすることを決定し、風力、太陽光などの 再生可能エネルギーの研究を進める一方、ガソリン税の引き上げなどで自国での排出量を3分の2に減らし、 ブラジルの熱帯雨林保全などの他国への協力で自国排出分を相殺し排出ゼロを目指しています。

・気候変動に関する国際協定（2℃目標）
・開発途上国における気候変動緩和のための資金調達
・新たな国際協定に森林伐採・劣化に起因する排出を組み込む（REDD+)
・CCS(二酸化炭素回収貯留）の開発・展開のためのインセンティブ
・国際海運に起因する排出量も組み込む
・2030年までにカーボン・ニュートラルを達成

国策としてのこれらの内容を、科学技術参事官　ペール・C・ルンドが解説します。 日本と同様に長い海岸線を持つノルウェーは、再生可能エネルギーの洋上風 力エネルギーも推進しています。
また、Statoil社よりOffshore風力発電の解説を行います。

出席者

ノルウェー大使館
- Per Christer Lund（科学技術参事官）
Statoil
- Trine Ulla, Head of Unconventional Wind Business development
- Richard Erskine, Project Manager, Technology Management　 /Commercialization
- Finn Gunnar Nielsen