基本コースはI(長期コースの修士課程に対応)とII(長期コースの博士課程に対応)の2種類があります。 基本コースでは、国際性、実践能力、マネージメント能力、戦略立案力といった総合力の教育を行い、修了後は環境リーダー修了証明書(Certificate of International Environmental Leadership: Environmental Leader Training Certificate,ELTC)を授与します。 特に優秀な成績が認められるものは、基本コースI修了者にはPMSE(Professional Master for Sustainable Environment)として、基本コースII修了者にはPLSE(Professional Leader for Sustainable Environment)として認定を行います。

 長期コースは博士前期課程と博士後期課程の2種類があります。博士前期課程では、基本コースの内容に加え2年間の専門教育もしくは、高度な実践型教育プログラムを課すことにより修士の学位と環境リーダー修了証明書(Environmental Leader Master Certificate,ELMC)を授与します。 特に優秀な成績が認められるものは、PMSE(Professional Master for Sustainable Environment)として認定を行います。 博士後期学生には、さらに高度な専門性に関する研究と海外インターンシップを義務化し、修了者には、博士の学位と環境リーダー修了証明書(Certificate of International Environmental Leadership: Environmental Leader Doctor Certificate,ELDC)を授与します。 博士後期学生のうち、特に優秀な成績が認められるものはPDSE(Professional Director for Sustainable Environment)として認定を行います。
 内容および必要単位数において、従来の大学院教育よりもさらに高度なカリキュラム構成です。

 複合的な環境問題に対応するためには、環境問題を解決する高度な専門的知識と事象の分析や政策立案のための総合力の両方が不可欠です。 本プログラムでは、当研究科の各教育コースで培われている高度な専門性に加え、地球環境問題の根幹とも言えるエネルギー・資源・水分野の問題を、国際的・マネージメント的・実践的な見方が出来るように教育を行います。 すなわち、環境問題を専門的な見方だけでなく、俯瞰的な視座から捉え、解決策を具体的な戦略として立案できる総合力を有する人材を育成します。