中島英彰(教授) | ||
●所属・連絡先 国立研究開発法人 国立環境研究所 地球環境研究センター 気候変動モデリング・解析研究室 電話:029-850-2800 電子メール:nakajima◇nies.go.jp (メール送信の際は、◇のところに@を入れてください) |
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●主な研究分野、研究歴 高分解能分光装置による大気環境の遠隔計測 大気微量成分の衛星観測 気球等飛翔体を用いた大気環境のモニタリング 1989年~1993年 第31次南極地域観測隊昭和基地越冬隊に参加し、ファブリーペロー分光器を用いた熱圏中性温度と風速の観測的研究を実施 1993年~1994年 PEM-West B NASA航空機観測キャンペーンに参加し、DC-8にてNO, NOyの観測を実施 1993年~1995年 SESAMEキャンペーンに参加し、スウェーデン・キルナ、フランス・エルスラドールにおいて、大気球を用いた成層圏NO, NOyの観測を実施 1994年~1997年 フーリエ変換赤外分光器を用いた成層圏大気微量成分の遠隔計測を北海道・十勝管内・陸別町、空知管内・幌加内町・母子里において立ち上げ 1997年~2006年 人工衛星ADEOS/ADEOS-II搭載オゾン層観測センサーILAS/ILAS-IIの観測プロジェクトに従事。ILAS-IIサイエンスチームリーダーとして、ILAS-IIサイエンスチームを統括 2006年~2008年 第48次南極地域観測隊に参加し、昭和基地にて越冬観測を実施 2008年~2011年 北極圏ノルウェー・スピッツベルゲン島・ニーオルスン基地において、極成層圏雲の特性評価に関する観測研究を実施 2011年~2014年 人工衛星CALIPSOとMLSデータを用いた、極成層圏雲の特性評価に関する観測解析を実施 2014年~2019年 南極昭和基地における2007年と2011年のFTIR観測データと各種衛星観測データから、 塩素化合物とオゾン破壊に関連した微量気体成分の挙動解明に関する研究を実施 2019年~ FTIR観測データから、各種フロン(CFC)・代替フロン(HCFC/HFC)の長期トレンドに関する観測解析を実施 ●主な経歴 1989年 3月 東北大学大学院理学研究科修士課程(地球物理学専攻)修了 1989年 7月 東北大学理学部・助手 1989年11月~1991年3月 第31次南極地域観測隊員(宙空部門研究観測担当) 1993年 3月 東北大学大学院理学研究科博士課程(地球物理学専攻)修了 1993年 4月 名古屋大学太陽地球環境研究所・助手(大気圏環境部門) 1997年10月 国立環境研究所地球環境研究グループ衛星観測研究チーム・主任研究員 2000年 4月 国立環境研究所地球環境研究グループ衛星観測研究チーム・総合研究官 2001年 4月 独立行政法人国立環境研究所成層圏オゾン層変動研究プロジェクト 衛星観測研究チーム総合研究官 2006年 4月 独立行政法人国立環境研究所大気圏環境研究領域・主席研究員 2011年 4月 独立行政法人国立環境研究所地球環境研究センター地球環境データベース推進室長 2014年 12月 内閣府総合科学技術・イノベーション会議事務局・政策統括官付参事官 2016年 7月 国立研究開発法人国立環境研究所地球環境研究センター気候モデリング・解析研究室主席研究員 (現在に至る) この間 1998年度 茨城大学理学部・非常勤講師 2001年度~2005年度 神戸大学発達科学部・非常勤講師 2003年 4月~2009年 3月 東北大学大学院環境科学研究科 客員准教授 2009年 4月~2014年 11月 同 客員教授 (地球環境変動学講座) 2014年 4月~ 9月 ドイツ国アルフレッド・ヴェーゲナー研究所客員研究員 2016年 10月~現在 東北大学大学院環境科学研究科 客員教授 (地球環境変動学講座) ●委員等 2001年 4月~2002年3月 GCOM(地球環境変動監視ミッション)全体委員会委員 2004年11月~2005年3月 人工衛星将来計画検討委員会委員 2004年12月~現在 京都大学生存圏研究所 「生存圏データベース全国・国際共同利用専門委員会」委員 2008年 8月~2009年3月 宇宙航空研究開発機構・新規ミッション検討委員会委員 2013年 4月~2014年3月 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)研究評価委員会委員 2019年 5月~2020年9月 日本学術会議・地球惑星科学委員会地球・惑星圏分科会地球観測将来構想小委員会委員 ●受賞等 1996年12月 北海道開発審議会「北海道・ゆめプラン」北海道開発庁長官賞(大賞) 2000年 4月 アメリカ航空宇宙局(NASA)グループ業績賞 ●この研究室を志す人へ 地球環境問題のうち、「オゾンホール」や「地球温暖化」といった大気環境が関連した問題の解決には、 現在の地球環境の状況がどうなっており、それがどのように変化しつつあるかということの定量的な把握が不可欠です。 本研究室では、赤外線や可視光線、紫外線を用いたリモートセンシングの手法を用い、人工衛 星、気球、地上などから 大気微量成分野のモニタリングを行い、大気環境の変動を調べる研究を行っております。そのため、外国の研究サイトに 出かけたり、FTIRの観測サイトで観測を行ったりしています。フィールド観測が好きな人、分光器で大気を調べてみたい という人、外国に観 測に行ってみたいという人など、ぜひ我々にコンタクトしてみてください。 |
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中島英彰 |
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東北大学大学院 環境科学研究科 地球環境変動学講座 |
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