リサイクル 縲怎潟Tイクルで新たな価値を生み出す縲鰀

資源再生プロセス学分野
吉岡敏明 教授

廃プラスチックから化学原料を回収する方法

廃プラスチックから化学原料を回収する方法  当研究室では、化学のプロセスをリサイクルの手段に取り入れるための研究を行っています。なかでも、大きな目的のひとつは、化学分解の技術を応用して、廃プラスチックから化学原料を回収することです。これまでのリサイクル方法では、リサイクル工場までの運搬コストや分別の煩雑さなどのデメリットがありましたが、廃プラスチックから化学原料を回収できれば、各地域100km圏内に分布している発電所等の基幹産業工場でリサイクルすることが可能です。
 廃プラスチックを発電所や製鉄所で再利用することは、化石燃料の資源枯渇や、その燃焼により発生する炭酸ガスの抑制につながります。この研究では、エネルギー消費と炭酸ガス排出の抑制に貢献する新しいリサイクルシステムの構築を目指しています。

産官と連携し、リサイクル技術を広く伝える

産官と連携し、リサイクル技術を広く伝える  また、水中の不純物を取り除くことを目的とした新しい浄化技術の開発も行っています。例えば、無機化合物の構造を化学的に変化させること
で、排水中の微量の重金属や有害有機物を除去するといった研究です。排水から純度の高い金属を取り出せれば、それをさらに有効にリサイクルすることができるのです。
 産官学と共同した取り組みも行っています。東日本大震災後には、行政や企業とともに、リサイクルの観点を取り入れた瓦礫処理に取り組みました。それによって、処理が早く、適正に進み、コストも安く進めることができました。
 リサイクル化学はさまざまな場所で応用できる技術です。さらに効率的で有効な成果を出すべく、研究に取り組んでいます。

Fig4X線フィルムからのベンゼン油及び銀の回収試験

PAGE TOP