社会人ドクターとして編入学をお考えの皆様へ

研究科長

東北大学 大学院 環境科学研究科長
           吉 岡 敏 明


 今日のグローバル化の進行の中で、高度の専門知識と創造的能力を兼ね備えた人材が企業等でも求められています。
東北大学大学院環境科学研究科では企業等に在職したまま博士学位の取得が可能な、いわゆる社会人ドクターを積極的に受け入れています。 就学期間中に社会での実務経験を活かした博士論文を作成するとともに、これまでの知識・技術を新たな視点から構築していくことができます。 入学時期は年2回(4月あるいは10月)となっています。これまでの研究実績をベースに勤務形態に合わせた研究指導、修学指導が可能となっています。 進捗状況に応じて、最短1年での学位取得も可能で、また長期履修制度も整っています。

 詳しくは募集要項(社会人特別選抜)をお読みください。また応募にあたっては事前に志望する分野の教員にお問い合わせください。東北大学環境科学研究科で我々の未来と地球環境を一緒に考え、行動していきましょう。

在学生・修了生の声(社会人ドクター)

専門性の追求はもちろん、今までと違った視点で物事をとらえることができるよいきっかけになるのではないかと思います

若原 慎一郎さん
(株式会社クボタ 水・環境開発第二部)
李研究室 平成26年度修了




■■ 環境科学研究科を選んだ理由は? ■■

 環境科学研究科は、私の専門である水処理分野に加え、材料等周辺分野でも先端的な研究を行っていたからです。 技術課題が複雑化する昨今、技術者には専門性の向上や、他分野の知識の習得などが求められています。社会人の受け入れ態勢が整っていたことや、留学生が多く国際色豊かなことも理由のひとつです。


■■ 現在どんな研究をしていますか? ■■

 株式会社クボタで排水処理技術の開発に携わっています。具体的には、有機性排水を効率よく浄化する技術の開発を行っています。国内だけでなく、海外事業も対象としており、出張機会も多くあります。 特に海外の研究者と議論するときには、学んだ知識やコミュニケーションスキルが役に立っていると実感しますね。


■■ 将来の夢や目標を教えてください。 ■■

 排水処理技術は、従来の衛生処理としての役割に加え、温室効果ガスの削減や再生可能エネルギーの普及など、そのニーズや適用範囲が拡大しています。 開発した技術が世の中に普及し、水環境の改善に役立ってくれるとうれしいですね。


■■ 今後、環境科学研究科を目指す方にメッセージをお願いします。 ■■

 環境科学研究科は、文理融合をはかる先端的な研究科です。私は工学系出身の技術者ですが、卒業後に社会人として文系の講座を履修した内容はとても新鮮でした。 本科で学ぶことは、専門性の追求はもちろん、今までと違った視点で物事をとらえることができるよいきっかけになるのではないかと思います。

※取材日:2016年1月4日

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